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食事によるわきがの原因
日本人はわきがの人が、10パーセントから15パーセントと、
欧米人と比べると、わきがの割合が低いのですが、年々増加傾向にあります。
その原因として日本人の体質の変化。
特に食生活の変化が原因と考えられます。
高カロリー、高脂肪の欧米型の食生活は、においの元にもなりかねません。
肉類→エネルギー源として欠かせない高カロリー食品。たんぱく質が動物性の脂肪をたくさん含んでいます。
乳製品→脂肪酸、中性脂肪がたくさん含まれます。
卵→乳製品同様、脂肪酸、中性脂肪を含みます。
この脂肪酸が皮脂腺の活動を活発にし、アポクリン汗腺を刺激し、発達させてわきが臭の元になっています。
このほかにも、揚げ物、刺激の強い香辛料の入ったエスニック料理、タバコやアルコールもわきがの刺激物といわれています。
食生活を改善することで、わきがが解消される人もいます。
カロリーのとりすぎは、健康にもわきがにもよくないようです。
わきがに悩む人は、和食中心の食生活に変えてみてはどうでしょう?
汗が臭う
わきの下には、アポクリン腺、エクリン腺、皮脂腺と三つの分泌腺があります。
わきがはアポクリン腺から出る汗が、皮脂などと混ざり、細菌が繁殖するのがニオイの原因です。
人の汗腺はエクリン腺とアポクリン腺の2種類があります。
この2つの汗腺はみんな持っているのですが、
わきがの体質の人はアポクリン腺が他の人よりも発達し、数が多いため、ニオイやすくなります。
エクリン汗腺
エクリン汗腺とは、運動したり、暑いときにかく汗が出るところで、全身にやく200万本あるといわれる汗腺です。
体内にたまった熱を放出する、体温調節のための大事な汗腺です。
その汗の成分は大まかには99%の水分と残り1%は塩分になります。
汗がしょっぱいのは、この汗腺から出る汗なんですね。
アポクリン汗腺
アポクリン汗腺は出口が毛穴と直結していて、脂肪、鉄分、蛍光物質、尿素、アンモニア、色素などの成分を含み、乳白色で独特の臭気があり、少し粘り気のある汗が出ます。
わきの下、陰部、乳首の周り、耳の中、おへその周りなど特定の部位に存在します。
日本人の場合にはわきの下以外はニオイを出す機能はもう持っていないといってもいいようです。
アポクリン汗腺は、もともと、フェロモンを発するためにある、においを発するための汗腺です。
皮脂腺
脱脂腺は汗腺とは違いますが、アポクリン汗腺と同じように出口が毛穴と直結していて、脂肪酸やコレステロール、たんぱく質などの脂質を分泌しています。
脱脂腺に疾患があると、腐臭がしたり、体内の老廃物コントロールが狂い、自律神経への影響も考えられます。
わきがのしくみ
わきの下にある、三つの分泌腺(エクリン汗腺・アポクリン汗腺・皮脂腺)や
皮膚の雑菌などの要因によって、わきがはおこります。
アポクリン汗腺からアポクリン汗が分泌
↓
エクリン汗腺からの汗の水分にとけ、わきの下に広がる
↓
皮脂腺からの脂肪質と混ざり合う
↓
細菌・ばい菌が繁殖する
↓
腐敗臭・わきが臭
といった影響でわきがは発生します。
しかし、細菌も他の有害な雑菌から守ってくれる、とても大切な働きをしています。
だれにでも、汗腺や、細菌は存在しますが、
わきがの人は、汗腺の大きさや数が違ったり、細菌が多かったりと
これらの要因が合わさることによって、わきがになってしまうようです。
わき毛が多い
毛深い人は、わきがの人が多いといわれます。
アポクリン腺と、皮脂腺の分泌液は毛穴を通って表面に出るので、
毛が多い=アポクリン腺・皮脂腺も多く、発達しているということです。
毛が多い人は雑菌も多く繁殖します。
同じ毛でも女性と男性では体質の傾向が違うようで、
女性の場合ワキ毛が太ければわきが体質の傾向、
男性の場合は柔らかく細い毛の人がわきが体質の傾向があるようです。
欧米型の食事
欧米型の食事はわきがを発達させます。
肉類をたくさん食べると、アポクリン腺からの分泌物に、ニオイの原因となる脂肪成分が増えると同時に
、皮脂の分泌も過剰になるため、雑菌も増えやすく臭いが強くなります。
そのため、わきが体質になりやすくなります。
特に肉類は、多汗症を助長する代表的な食品のひとつです。
肉類に含まれる脂肪成分がわきがの原因となる汗腺類を刺激し、
においを強くしてしまうことになります。
その他、わきがを助長する食品として、チーズやバターなどの乳製品、
揚げ物、刺激の強い香辛料などがあげられます。
いずれも、昔の日本人が食べていた和食には無いものが多いです。
ホルモンによるニオイの変化
男性ホルモンを多くするサプリメントや、薬を飲んだ場合、
わきがのニオイが強くなったとかんじる人がいます。
ホルモンの変化によって、アポクリンの分泌が変化し、
わきがのニオイも変化する。ということは分かっていますが
残念ながら、ホルモンがどのような仕組みでアポクリン腺の分泌を促進したり、
抑制しているのかはまだよく分かっていません。
また、女性と男性では、その作用も大きく異なります。
女性では、生理の前にわきのニオイが強くなる人と、排卵日前後が強い人、
生理中に強くなる人(これが一番多いと思います)とさまざまです。
女性では、もう一つの原因として「嗅覚の感度」との関連もあります。
嗅覚が敏感になれば、同じ強さのニオイでも強くなったように感じるからです。
女性は生理の前後に嗅覚の変化があるといわれています。
また、男性ではアポクリン腺の成分に「アンドロステロール」や
「アンドロステロン」といった男性ホルモン様の揮発性ステロイドが含まれていますから、
当然全身のホルモンの変化がわきがのニオイに影響することは十十分考えられます。
ただし、ホルモンによるニオイの変化は、自分が程度で、
他人が、感じるほどのニオイの変化はありません。



