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体臭恐怖症とは
わきがではないのに、自分はわきがではないのかと悩んでしまうことを、
体臭恐怖症や、自己臭症といいます。
これらは、自分のにおいを過度に気にすることから始まり、人と会うことを恐れてしまう対人恐怖症の一種です。
過度に気にしすぎると自律神経も正常でなくなります。
日本人はにおいに敏感なため、わきがを過度に気にする人が多いようですが、
気にしすぎはよくありません。
わきがではないのに、自分はわきがなのではと気にしすぎて、精神科に通う例もあるようです。
まずは自分のニオイをよく知りましょう。
体臭恐怖症の治療方法
体臭恐怖症の治療方法として「精神分析療法」があげられます。
思い浮かんだことをすべて話す「自由連想法」というものがあります。
ばかばかしいと思えるようなことも、自分の価値観で判断し押さえ込まず、すべてを話し、
そこから、治療者は患者さんの無意識の世界を明らかにしていくことで、患者さんの
自己理解を深めます。
これによって、現在の症状とは関係ないのではと思われる、過去の出来事がニオイに悩む原因であると判明することがあります。
自律訓練法
体臭恐怖症の治療方法として「自律訓練法」があげられます。
自己催眠を応用した療法で、自律神経の働きを調整し、体調を整えることに役立ちます。
自由連想法や、カウンセリングは「心から体へ」といったアプローチの仕方による治療ですが、
自律訓練法は「体から心へ」のアプローチによって症状を緩和させる方法です。
想像による作法
どういう状況でニオウのかという具体例を5個くらい出して、
不安が強い状況から弱いものまで並べます。
たとえば、初対面の人と会って汗をかくとニオウ
密室にいるとニオウ気がする
近くにいる人と目が合うと自分が臭っているのではと思う。
心身をリラックスさせ、不安の弱いものから想像し、その不安がなくなるまでリラックスします。
クリアできたら次の状況といった具合に、不安を徐々に取り除くという作業を繰り返します。
これによって、最も強い不安にも耐えられるような心の状態を作っていく作法です。
開き直り療法
体臭恐怖症の治療方法には「開き直り療法」というものがあります。
自分の恐れている精神症的な症状を意識的に発生させようと仕向けることで、
症状を解消する、逆説志向の技法です。
たとえば、自分がにおうかもと不安になったら、
いっそのことどれだけニオウのかみんなにも見せてやろう、といった気持ちに切り替えたとたん、
気にならなくなったという方もいます。
呼吸法
気功やヨガはどちらも、呼吸によって、体の調子を整えるものです。
ゆっくり落ち着いて呼吸をすることは、自律神経の乱れを整えることにつながります。
これによって、精神の調子を整えて、精神的な要因からくるわきがや体臭を解消していこうという取り組みです。
またヨガによって気持ちの良い汗をかけば、汗腺への刺激にもなり、わきがの解消へとつながります。
集団療法
体臭恐怖症の治療方法として、「集団療法」というものがあります。
集団療法とは、
同じ悩みを持つ人同士で、経験を分かち合い、仲間の苦しみを共感することで、
日ごろの自分に縛られない、自由な自分として振舞う方法を見出します。
仲間と親交を深めつつ、自己発見の道を探ることによって、
自律神経を整えます。
これによって精神的な要因からくるわきがや体臭を解消していこうという取り組みです。
薬物療法
体臭恐怖症の治療方法として、「薬物療法」があります。
普段臭ってなくても、自分はニオウのではと心配になり、強迫観念に悩まされやすくなります。
このような不安から逃れるために、薬剤の服用によって精神不安を取り除く方法です。
しかし、薬剤には副作用、依存性などの問題もあるため、薬剤である程度の効果が得られたら、
他の療法に移行して症状を軽減させるほうがよいでしょう。



